ディスクドライブ?
もう時代遅れでしょ、音楽も映画やドラマもみんな配信が当たり前だし、今さらディスクドライブなんて必要ないよ。
たしかに。
最近ではアマゾンミュージックとかスポッティファイとかアップルミュージックなどの音楽配信サービスや、ネットフリックスやアマゾンプライムビデオなどの映像ストリーミングサービスが充実し、CDやDVDを買う機械もほとんどありませんよね。
とはいうものの、むかし買ったCDとかDVDを無駄にしたくないという人も多いのでは?
実は私、音楽CDマニアで1000枚以上のコレクションを持っています。
これらの中には配信されていないレアな音源も少なくなく、やはりディスクドライブなしというのはすごく不便なんです。
そこで今回は、そんなディスク派のあなたにおすすめする外付けのディスクドライブを紹介したいと思います。
たかがドライブ、されどドライブ
手持ちのCDやDVDを無駄にしたくないということなら、ディスクドライブなら何でも良いのでは?
と思われがちですがこれは大間違い。
ディスクドライブ選びを間違うととんでもないことになってしまいます。
最悪CDやDVDに傷を付けてしまうこともありますからディスクドライブ選びには慎重を期す必要があります。
ディスクローディング方式にこだわる
ディスクドライブでもっとも気をつけるべきポイントは「ディスクローディング」の方式。
ここを間違えると、きっとあとで後悔することになります。
クラムシェルタイプ
ドライブの上部がフタのようになっていて、上に開くタイプ。
このタイプのメリットは構造がシンプルなため故障が少ないこと。
またディスクの出し入れもしやすい点もメリットと言えます。
しかしこのタイプはポータブルなものがほとんどで、読み取り精度には不安が残ります。
私はこのタイプを使用したことがなく、善し悪しについてのコメントは控えさせていただきます。
トレータイプ
薄型でコンパクトなディスクドライブでは最も多いタイプです。
ディスク取り出しボタンを押すとトレーが飛び出すタイプです。
この仕組みは多くのノートPCにも採用されているもので、誰もが目にしたことのあるタイプでしょう。
クラムシェルタイプと同様、シンプルな構造であり売価も安いものが多いです。
これまで複数のメーカーのディスクドライブを使用してきましたが、値段相応といった印象ですね。
輸入CDなどで盤面制度の怪しいディスクなどは正常に読み取りできないことも多く、メカとしての信頼性は高いとは言えません。
スロットローディングタイプ
ディスクをスロットに差し込むと、自動的にディスクが吸い込まれて行くタイプ。
本体内部にドーディングのための機構があるため、薄型ではありますが複雑なメカと言えます。
こちらのタイプも複数のモデルを使用してきましたが、もっとも注意すべきタイプです。
ディスクをスロットに差し込む際、その角度が若干傾いていたりすると途中でディスクが引っかかることがしばしばあります。
その際に無理に押し込んだり引き抜いたりすると、ディスク面に傷が付いてしまうことがあり注意が必要です。
私はこのタイプのドライブで大事なディスクに傷を付けたことがあります。
そういう意味ではおすすめできないタイプと言えます。
トレー自動開閉タイプ
最近では一部のメーカーがハイスペックモデルとして販売している以外にはほとんど見かけなくなったタイプです。
開閉ボタンを押すとトレーが自動で出てきて、ディスクをトレーに載せて開閉ボタンを押すと自動で本体にセットされます。
このタイプは本体が大きく価格も高価ですが、そのぶん読み取り精度は他モデルとは比べものにならないくらい高精度です。
他のドライブでは読み取りできないディスクでもほぼ問題なく読み取れますので、キズや汚れのあるディスクでも諦めずに済みます。
ちなみに私は現在このタイプのディスクドライブを使用していますが至極快適です。
外付けドライブは信頼性で選ぶべき
ここまでディスクドライブのタイプの違いを説明してきましたが、ではどれを選べば良いのでしょうか?
たまにしか使わないし、安いモデルで十分。
本当に?
たまにしか使わないにしても、使いたいときにちゃんと機能しなかったら意味ありませんよね?
使用頻度が高かろうが低かろうが、使いたいときにちゃんと使えるものでなければ、そもそも買う意味すらありません。
ですからディスクドライブを選ぶ際のポイントは「信頼性」です。
そうなると、はっきり言ってトレー自動開閉タイプ一択ということになります。
本体もでかいし結構邪魔な感じは否めませんが、使うときだけ出して来れば良いのでは?
普段はしまっておけば良いんですよ。
そうすれば邪魔になることもありませんから。
結局のところ
今回は外付けのディスクドライブについて説明してきました。
最近はほとんど使わないディスクドライブではありますが、いざ使いたいときにストレスなく使えるものを選ぶようにしましょうね。
ということで、今回はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました。